医療コラム

高脂血症
2011年4月13日

高脂血症とは

※全てを含めて高脂血症と呼ぶ

コレステロールの種類

HDL(善玉)

コレステロールの含有量が少ない

LDL(悪玉)

コレスレロールの含有量が多い

動脈硬化のメカニズム

通常は血液中のHDLとLDLは 一定量に保たれている

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LDLが多くなると血液壁の細胞が徐々に取り込まれて血液壁が膨れ上がる

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膨れ上がった部分はもろく破れやすいため、傷つくと出血し血栓(血の塊)が出来る。これが血管を塞ぐことで血流が止まり、心筋梗塞や脳梗塞などを引き起こす

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HDLの働き

HDLには、血管壁にたまったLDLコレステロールを抜き取り、肝臓に運び戻す役割がある。しかし、HDLが少なすぎるとこの働きが追いつかず、コレステロールが血管壁にたまってしまう。

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中性脂肪が多いと

中性脂肪が多くなると、一部が分離して小さな粒子(超悪玉)が出来る。これは、LDLコレステロールよりも血管壁に取り込まれやすく、動脈硬化を促進する。

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コレスレロールと中性脂肪

コレスレロール
役割
細胞膜の原料になる
ホルモンの原料になる
胆汁酸の原料になる
血液中の濃度が高いと
高コレスレロール血症と呼ばれる
動脈硬化の原因になる
血液中の濃度が高くなる原因
肥満
コレステロールの多い食品の取り過ぎ
脂肪の多い食品の取り過ぎ
ホルモンバランスの崩れ
中性脂肪
役割
体内に蓄えられ、体を動かすエネルギー源になる
血液中の濃度が高いと
高中性脂肪血症と呼ばれ、動脈硬化を引き起こす原因となる
過剰な中性脂肪は皮下脂肪や内臓脂肪になる
血液中の濃度が高くなる原因
脂質の多い食品の取り過ぎ
肥満
ホルモンバランスの崩れ
炭水化物の取り過ぎ
運動不足



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